大腸内視鏡検査(大腸カメラ)とは先端に高性能のカメラがついた細いチューブを肛門から挿入して大腸と小腸の一部を観察する検査です。下記のような症状がある場合は検査をお勧めします。
- 健康診断または人間ドックで便潜血が一度でも陽性
- 便に1回でも血がついたことがある
- 便秘や下痢を繰り返している
- 下腹部の痛みや違和感がある
- 身近な血縁者に大腸ポリープや大腸がんの方がいる
従来の検診には便潜血検査がありますが、便潜血反応が陰性であっても、大腸ポリープや大腸がんの存在を完全に否定することはできません。一方、大腸内視鏡検査は大腸ポリープ、大腸がんなどの正確な診断が可能であり、また異常な部位から組織検査を行うことや、大腸ポリープの切除も日帰りで行うことが出来ます。
大腸の検査はつらいから二度としたくないというのを耳にされる方もあるかと思います。 しかし、大腸内視鏡検査は熟練した医師が行えば、決して苦しい検査ではありません。また検査を欠かさずに、早期に発見すれば、大腸がんは内視鏡にて切除、完治できます。特に他院で内視鏡検査を受けて苦しかったという方は、少しの勇気を持って一度当院の内視鏡検査を受けてみていただければと思います。