全自動血球計数器+臨床化学分析装置を導入。

本日より全自動血球計数器+臨床化学分析装置導入いたしました。下記の検査項目の測定が数分で測定可能になりました。

①感染症の診断・治療の重要な指標である白血球検査と炎症反応(CRP)

 

この結果で、「感染の原因が細菌なのかウイルスなのか」、「(特に高齢者の方において)重症度はどの程度なのか」がすぐに判明し、治療に反映できます。

 

②貧血の指標となるヘモグロビン量(Hb)、赤血球数(RBC)

 

吐血や下血をされている患者さんの、出血の程度・重症度が判定でき、治療方針の一助といたします。

 

③糖尿病の治療指標となるHbA1c

 

過去約1−2ヶ月間の血糖値の平均を反映し、血糖値のように食事などの影響は受けません。特にHbA1cが7%以上の場合、糖尿病の合併症が発症・悪化していくといわれいます。

受診日当日に直近の糖尿病(生活習慣)の状態を把握することで、生活習慣改善の一助になると思います。